「Hacking: The Art of Exploitation」の邦訳版。
実は自費で買った初O'REILLY本。なんとなくネット巡回していて見つけ、面白そうなので買ってみた。
NHKをはじめとしたマスコミが広めた世間一般で言うハッキングについて書かれた本である。内容的にはプログラムの脆弱性に関する話が主たるところで、他の事も、ハッキングを主としたアプローチで書かれている感じ。
脆弱性の話の部分は、かなり突っ込んだ内容で読み応えがありそうである。ここを読むだけでも価値はあるかもしれない。
あと暗号の部分を読んだけど、暗号の基礎的な理論とハッキング手順(辞書攻撃、ブルートフォース、ハッシュテーブルなど)基本は抑えているけど、深くはないかな?ハッキング行為そのものが深いというのであれば、深いのだろうが(笑)。
関連書籍にも上がっているセキュリティウォリアとセットで読むのはいいかもしれない。もちろん、C/C++セキュアプログラミングクックブックシリーズは実装よりの話で。
O'REILLY本は、プログラミング言語やクックブック系も買ってみようかなぁ。